TARROW TOKYO × SOCIAL APARTMENT コラボ企画 Article.1 | TARROW TOKYO
本記事では、改めてプロジェクトの紹介と完成までの過程を数回に分けて、ご紹介していきます。
●TARROW TOKYO×SOCIAL APARTMENTの「ルームウェアプロジェクト」とは?
実直なものづくりには自信があるけれど、「どこまで着る人の目線に立てているのか?」、「もっとユニークな発想で洋服づくりができないか?」という課題をタロウが抱えていた事がきっかけで本プロジェクトは始まりました。
2023年の初めにタロウのスタッフが「ソーシャル アパートメント」の存在を知ります。
シェアハウスではなく、 住人間の交流を楽しめる新しいライフスタイルの交流型マンションです。(マンション内のあらゆるところに、暮らしの質を高めるような工夫が施されています。)
縁があってマンションを見学させてもらい、入居者さんの様子や暮らしについてお話を聞いているうちに、ここで暮らす方々と一緒になにか取り組みができれば、
- どこまで着る人の目線に立てているのか?
- もっとユニークな発想で洋服づくりができないか?
この課題を解決するヒントが得られるかもしれない。なにより、タロウにとっていい経験になると感じるようになりました。
運営元であるグローバルエージェンツさんにタロウがもつ課題や、取り組みについて相談をしたところ、実際に入居者さんとコミュニケーションを取る機会を設けていただけました。
事前に入居者さんに周知をしていただいた上で、オンラインMTGにて洋服作りに興味のある数多くの入居者さんとお話をしました。率直な感想として、どなたと取り組みを行っても、タロウだけでは考えられなかったものづくりができると感じました。
タロウにとってこのようなプロジェクトは初めてなこともあり、丁寧に進行したいという思いから、数回に渡る事前アンケートの実施、またオーディション形式にて、関わる人の意見がちゃんと反映できそうな人数まで絞らせていただき、チーム制でプロジェクトをスタートさせることになりました。(この企画に興味をお持ちいただき参加いただいた70名以上の皆様、改めてお礼を申し上げます。)
●チーム「ネイバーズ上北沢」
オーディションを終え、最終的にプロジェクトを共に進行してもらうことになったのは、「ネイバーズ上北沢」に入居している6名の方々。
事前に実施したアンケートへの回答は、どの項目もすごい文字量で熱意が書き連ねられていたり、直接メールで質問をくれたり、想いを動画で届けてくれたり、+αのアクションがとにかく多いことが印象的なチームでした。
作り手としてもこの熱量はとてもありがたく、プロジェクトに明るい展望を持てこともあり、この6名をプロジェクトメンバーとして選定させていただきました。
●なぜ、このプロジェクトに参加しようと思ったのか?
チーム代表:ちょうど服作りしたいと思っていたところにドンピシャで企画の案内が届いたからです。最初は本当に軽い気持ちでした。
たまたま仲が良かったメンバーに声をかけたのですが、この企画に参加するために色々話すと、みんな服に対する熱がとてつもなく、どうせやるなら振り切ろうって事で、気づいたら毎日何時間も話し合ってました笑
この時間が今になってみると、とても大事だったんだなと思います。
服が好きという共通項はありますが、モノづくりに興味があったりだとか服を通して人々にエンパワーメントしたい、日頃服に関して抱えてる課題を解決するような服を作りたいなど、それぞれの想いを持ってこの企画に参画しています。
以上がプロジェクト発足の経緯になります。次回より実際につくっていく洋服についての話をしていきます。