MOCK NECK P/O

日常に寄り添う、上質なモックネックスウェット。
「毎日気兼ねなく着られて、それでもどこか上品に見える一着をつくりたい」──そんな想いから生まれたモックネックスウェットです。
ほどよく立ち上がるネックラインと、抜け感のあるシルエット。ライトな薄手スウェットの軽やかさを活かしつつ、長く愛用できるバランスに整えました。
シンプルでありながら存在感があり、飽きずに日常へ馴染む。
TARROW TOKYOが考える“等身大の上質”を体現したアイテムです。

素材が語る上質さ ― カネマサ莫大小の36Gミニ裏毛
生地は、和歌山県のニット産地で長く技術を磨いてきたカネマサ莫大小（メリヤス）株式会社によるもの。1960年代の創業以来、丸編み機の構造そのものを見直しながら、独自の編み組織や高密度な編み立てを追求してきたメーカーです。
カネマサ莫大小が得意とする36Gジャガード機で編み立てたミニ裏毛は、薄手で軽いのに、しっかりとしたハリとコシを備えています。
独自のリサイクルスビンコットンを用いることで、綿とは思えないほどのヌメリ感と上品な光沢が生まれ、さらにバイオ加工で毛羽立ちを抑えることで、長く着ても美しい表面感を保ちやすい素材に仕上がっています。
糸の選定から編み、仕上げ加工まで一連の工程を細かく調整しながら最適化するものづくりは、カネマサ莫大小ならでは。ハイゲージの丸編みでは針1本の状態が生地の品質に直結するため、編み機を動かす前後で細部の点検を繰り返し、均一で繊細な目面を作り上げています。
高密度の編み立てに加え、光沢やほどよい反発感を与える仕上げ加工を組み合わせることで、ニットでありながら織物のような“仕立て映え”を持つ素材を実現。今回使用している36Gミニ裏毛が「薄いのに存在感がある」「軽いのに形が崩れにくい」という両立を叶えているのは、こうした緻密な技術背景の賜物です。

価格を抑えつつ品質を追求 ― 信頼の海外縫製
上質な生地を使いながらも、日常で手に取りやすい価格を実現するため、縫製は慎重に選定した海外工場で行っています。
サンプル段階から細かな修正を重ね、縫い代の処理や運針の整え方まで丁寧に調整。毎日着てもストレスのない、安定した品質と快適さを目指しました。
生地の良さを引き立てつつ、耐久性にも配慮した実用的な仕立てです。

シンプルにして美しい ― デザイン・ディテール
程よく立ち上がるモックネックが、首元に自然なアクセントを添えます。
ドロップショルダーと長めの袖丈がつくる抜け感は、上品さとリラックス感のバランスが絶妙。装飾をそぎ落としたミニマルなデザインだからこそ、シルエットの美しさが際立ちます。
1枚で様になる存在感がありながら、日常着として気負わず使える万能な一着です。

優れた着心地 ― ロングシーズン活躍する一枚
高密度に編まれたミニ裏毛は、薄手でもほどよい保温性があり、素肌に触れても心地よい滑らかさが魅力。
春・秋は一枚で、冬はアウターのインナーとしても重宝し、ロングシーズン活躍します。
洗いを重ねるほど生地が馴染み、表情の変化も楽しめる“育てるスウェット”です。

着こなしの幅を広げる、万能モックネックスウェット

• デニムやテックパンツに合わせて、軽やかな日常スタイルに。
• スラックスと合わせれば、上品なカジュアルに仕上がります。
• 女性がオーバーサイズでゆったり着るスタイルにも好相性。

正直なプライシング ― 日常に根づく上質を
和歌山ニットの技術が詰まった生地、丁寧な縫製、飽きのこないデザイン。
素材・設計・仕立てのいずれにも妥協せず、毎日袖を通したくなる上質さを目指しました。
そのうえで“等身大で選べる価格”に設定し、日常にこそ良いものを届けたいというTARROW TOKYOの思いを込めています。

素材構成
本体：綿100%（リサイクルスビンコットン使用）

こんな方に
シルエットの美しさと素材の良さを重視する方。
1枚で様になり、重ね着でも使えるトップスを探している方。
和歌山ニットならではの質感を日常に取り入れたい方へ。