
2年着た吊り裏毛はどう変わる? CREW NECK P/O エイジングレビュー
TARROW TOKYOの定番として展開している、吊り裏毛のクルーネック。
しっかりとした生地でありながら、日常的に着用し、洗濯を重ねていくことでどのように変化していくのか。
今回は、新品と、約2年着用したスタッフの私物(洗濯回数およそ30回)を用意し、
実際の寸法変化や風合いの違いを比較してみました。
吊り裏毛は耐久性が高く、長く着ることで体に馴染んでいく素材です。
大きく劣化するというより、「落ち着く」方向の変化が中心になります。
その変化を、画像と数値で整理しました。
※照明の関係で暖色っぽい色味になっております。
比較条件
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着用期間:約2年弱
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洗濯回数:約30回
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乾燥機使用なし
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日常着として着用
外観の変化
まず、全体の印象から。
2年着用したものは、色味がわずかに落ち着き、
新品特有のハリがほどよく抜けています。
ただし、生地が大きくへたるような変化は見られず、
輪郭はしっかりと維持されたまま。
吊り裏毛らしく、
「柔らかくなったが、薄くはなっていない」
という変化です。
寸法比較
実際に測定した数値です。
| 新品(Lサイズ) | 2年着用(Lサイズ) | |
|---|---|---|
| 着丈 | 69cm | 68cm |
| 身幅 | 61cm | 60.5cm |
| 肩幅 | 58cm | 59cm |
| 袖丈 | 61cm | 63cm |
大きな縮みは見られず、
変化はあっても1〜2cm程度に収まっています。
吊り編み特有の安定感があり、
長く着てもシルエットが崩れにくいのが特徴です。

生地の変化
最も変化を感じるのは、表面の風合いです。
新品時はややドライな手触りですが、
着用を重ねることで少しずつ柔らかさが増し、
体に沿う感覚が出てきます。
とはいえ、
一般的な裏毛のように薄くなることはなく、
厚みはしっかり維持。
吊り裏毛ならではの、
「強さを残したまま柔らかくなる」
エイジングです。

ネック・リブの状態
首元や袖リブは、
着用年数が出やすい部分ですが、
伸びやヨレは最小限。
多少の丸みは出るものの、
だらしない印象にはなりません。
洗濯を重ねても形が保たれているのは、
編みの密度の高さによるものです。

着心地の変化
新品時は少ししっかりとした着用感。
2年着用した個体は、
体の動きに沿うような馴染みが出ています。
生地が痩せたというより、
「落ち着いた」感覚に近い変化。
長く着ることで完成するタイプのスウェットです。
まとめ
吊り裏毛は、
大きく劣化する素材ではなく、
ゆっくりと馴染んでいく素材です。
約2年の着用でも、
大きな縮みや型崩れは見られず、
むしろ着心地と風合いが整っていく印象。
新品の状態も良いですが、
着続けることでより自然に体に馴染んでいく。
長く付き合える日常着として、
エイジングを楽しめる一枚です。
















